無添加のこだわり

しっくいは、消石灰にスサや糊（ぎんなん草）などを混ぜた自然の塗装剤です。 無添加住宅では、外壁・内壁・天井と、ほぼ家の全体にわたってしっくいをしようしています。 外壁はあくまでも強く、内壁と天井は吸湿・放湿性に優れた特性で家の中を調節してくれます。

重厚な美観と自然な優しさ、軽くて涼しい天然石の屋根「クールーフ工法」を実現。 自然の美しさと耐久性を兼ね備える天然玄昌石を使用しているので、生産するのに二酸化炭素を 排出せず、再利用、そして残材は土の中に戻せるエコロジー素材です。

渋柿からつくる柿渋は昔、鳥居の防腐、投網に広く使用されていました。 無添加住宅では、柿渋を建具に光沢をだす塗料として、土台には防腐・防蟻のために、柿渋に ホウ酸を混ぜて使用しています。

無添加住宅は、集成材の貼り合わせなどに使うのり（糊）すべてを、手づくりの米のりにしてい ます。実際に米のりの接着力は強く、当社の実験で木工用ボンドとほぼ同じ強度です。そのほか、 床材の貼付けにはにわか、しっくいにはぎんなん草などの自然の接着剤も使用しています。

ムク材は調湿性能を持っており、室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿気が多い時には水分を吸い込みます。無添加住宅はムク材しか使用しません。そして、そのムク材も防腐処理をせず、伐採から製材までトータルに管理をしています。

無添加住宅では、断熱材に天然素材のポルトガル産のコルクを選びました。ワインのコルク栓を 作成した残りを炭にしたもので、炭化する時に材木の樹脂がでてきて大きな固まりとなり、それ をスライスしたものです。いわば炭なので、空気の浄化・調湿などプラス効果も絶大です。

ポリエステルは、口をつける飲料ボトルに多用される程、大変安全な素材です。 成型の過程で一切の接着剤を使用していない為、ホルムアルデヒド等の有害物質揮発の心配がな く、シックハウスの原因物質となりません。赤ちゃんがくるまっても安心な断熱材です。

無添加住宅のサニタリーはそんな天然素材を使用したオーダーメイドのサニタリー。 キッチン・洗面・浴室が無垢の木、天然石の石天板、鋳物ホーローなどで構成され、まるで森 の中の水辺に居るようなやすらぎの空間づくりを行っています。